先発医薬品と後発医薬品はどう違うのかをしりましょう

サイトマップ

トップバナー

先発医薬品と後発医薬品

人々イメージ

同じ成分の医薬品をより安く国民に

医療用医薬品には同じ成分・同じ効き目だったとしても値段の高い薬(先発医薬品)と安い薬(後発医薬品)というのが存在します。後発品は、欧米では一般名(generic name成分名のこと)で処方されることが多いため、ジェネリック医薬品とも呼ばれることもあります。

どんな画期的な発明の医薬品でも、その発売からおよそ6年後、もしくは特定年月で特許が切れた時点で、その有効成分や製法等は共有の財産となります。 医薬品製造業者は自由に医薬品を製造できるので、同じ成分の医薬品をより安く国民に提供できるようになるのです。

書類イメージ

書類が格段に少ないことが安い費用で開発

新薬(先発医薬品)を開発するには、約10~15年の期間と150~200億円の費用がかかってしまいます。後発医薬品の開発は3~5年の期間と数千万円程度の費用で済むことが多いです。 後発医薬品は、すでに使用された新薬で安全性と有効性が確かめられていますので、ヒトでの安全性や有効性を証明するための臨床試験をする必要が皆無です。先発医薬品と同じ成分、同じ効き目であることを証明するなど、承認申請に必要な試験項目、書類が格段に少ないことが安い費用で開発できる理由なのです。

ジェネリック医薬品と先発医薬品では、主成分が同じでも添加物や製法が 異なっています。 その違いが、薬の効き方などに微妙に現れることがあります。ジェネリッ ク医薬品は、厚生労働省での厳しい審査を通過したものだけが医薬品として国民に提供されます。 しかし、同じ成分でも全く同じ医薬品を作るのは不可能なのです。これは、ジェネリック医薬品 の品質が悪いというわけではなく、先発医薬品とよく似ているが違う医薬品であるということとなります。 これが一部のお医者さんたちが同じなようで実は違う薬だ、という理由なのです。

メーカーの特徴を改善

握手

ジェネリック医薬品でもメーカーによって価格に差があります。他にもジェネリック医薬品はメーカーによって様々な特徴があります。 先発医薬品が湿気に弱かったり、光に弱い性格を持っていても、ジェネリック医薬品はそれを改善したり、薬の味が改良されていることがあります。小児や老人などが飲みやすい剤形等を開発していくことで、国民の皆様により薬を飲んでもらえるように努力しているのです。

イメージが根強くあることが原因のひとつ

ポイント医師や患者に「安かろう、悪かろう」のイメージが根強くあることが原因のひとつと考えられます。 またジェネリック医薬品の弱点は、薬を安全に使うための情報が少ないことです。 医師が安心してお薬を出すために必要な薬の情報や提供体制が、一部の後発医薬品メーカーには出来ていないというイメージが多々あるのです。

また販売ルートが少ないために、医療機関や薬局がジェネリック医薬品を入手しにくいという事態も発生しています。 しかし、最も重要なことは、ジェネリック医薬品は古い薬でもあるということなのです。 新たな効果を謳って新薬が次々と生まれていっています。 早く患者さんに良くなってもらいたいという気持ちで、医師は新しい薬を使用しているのです。このおうに新薬とジェネリックの対立とも いうべき場所に医者がいることも知っておいておきたい基礎知識です。

ジェネリック医薬品の普及率が悪い理由